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hue

by higma

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1.
今は君思い出すよ いつか会えるかな
2.
Dream light 04:35
銘々いつものこの世界は 正しいリズムで動き出した 騒々しいこの日差しの中で 急ぐ人は冷え切った顔で 七十億の人混みの中で 淋しい僕らは離れ離れ 透明なあの光の中で 君とまた出会えるのなら 今夜 期待も不安も全部持って 走ってゆくよ いつか世界から色が消えて 全部変わってしまうのなら 喪失感情感傷 放り出して笑っていてよ きっといつか全部夢のように光っていてよ 全部 最終電車は既に止まって 焦燥感を飲み込んだようだ 街頭が闇色に染まって 僕は今一人になった 七十億の暗闇の中で 大切なものを探し出した 騒々しいあの日差しの中で 君とまた出会えるのなら 今夜視線も偽善も振り払って 叫んでゆくよ きっと夜が世界を包んでも いつか君が笑うのなら 喪失感情感傷 分からなくても笑っていてよ きっといつか全部夢のように光っていてよ 全部 本当は全部分かっていた あの日の君が伝えたこと 沢山の言葉横目で見て 黙って飲み込んできたこと 本当は信じたくなかった 変えることなんてできないと でも今日はなぜか眠れないで 一人で朝日を待ったんだ 今夜 期待も不安も全部持って 走ってゆくよ こんな暗闇に見える世界でも いつか君が笑うのなら 喪失感情感傷 放り出して笑っていてよ きっといつか全部夢のように光ってゆくよ 今夜 期待も不安も全部持って きっといつか全部夢のように光ってゆくよ 全部 銘々いつものこの世界は 正しいリズムで動き出した 騒々しいこの日差しの中で 肩を並べて空を見てた
3.
曖昧な顔で頷いた 大して特に興味はないなあ 御神体のインターネット 時々夢から抜け出して 曖昧な意味を失った 安易な言葉でも聞きたいか 喪失感情マスカレード なるべく派手に空回って ないない続きの空の下 埃っぽい雨が嫌いだった そうして最後の夢を見た 君とダンスをしたかった きっと 明日になったら僕たちは もう一回だけ手を伸ばすのさ 消えかかった思いだけを 精一杯失わないように 簡単な返事で澄ました 全く何も分かってないけど 安心材料デイトレード 騙し騙されひとりぼっち 滑稽な物も見たがった ホントは特に興味は無いな 共感送信インスタント いいから早く仕事終わって まあるい夜空の月を見た 怒りっぽい顔も覚えていた そうして最後の夢を見た 君に会いたかった きっと 明日になっても僕たちは 何かを探しに行くんでしょ あの日持った思いすらも 忘れてはいつか笑うんでしょ まあるい夜空の月を見た 懐かしい声が聞こえていた そうして最後の夢を見た 君に会いたかった きっと 明日になったら僕たちは もう一回だけ手を伸ばすのさ 消えかかった思いだけを 精一杯失わないように 明日になっても僕たちは 何かを探しに行くんでしょ あの日持った思いすらも 忘れてはいつか笑うんでしょ 朝になっても僕たちは おんなじ景色を見たいけど 気づかないから僕たちは もう一回だけ手を伸ばすでしょ
4.
ARROWS 05:15
何年経っても感情は 絡まって戻って見えないで 考えたって分かんないと 諦めてそのまま放置した 降って積もってゆく日々に 過ぎ去って変わってゆく道 君に言えないあの言葉 思い出せないなあ ああ いつまでたっても日常は 相変わらず 四角い世界で 散々吐き出した言葉 空に浮かんで溶けていった 掘って潜ってた穴に 溜め込んだ僅かな光 分かり始めたつもりは つもりだけだったなあ ああ 忘れかけた声が聞こえた夜に いつもの街が光り始めた 何百回目の日常も 思い出しては全部忘れそうよ いつか抱えた苦しみも 消えて消えて消えてくよ 一体何度転んだの あのね一緒に君と笑いたいの やっと覚えた飛び方で 超えて超えて超えて超えてゆくのさ そんなこんなで感情も 隣の人と同じになってきて 昔好きだったなにか 気が付いたら見えなくなっていた ねえねえ悲しくなったの? 更に心が苦しくなったの? そんな事はいらないこと? 何の役にも立ちはしないこと? もうたくさん ああもうたくさん それならいっその事なしにしよう なんでもかんでも耳を塞いで また明日 零れ落ちた 忘れかけていた涙 いつもの街が逆さに見えた 絶対的な正しさも 君の感傷的な虚しさも 忘れられない悲しみも 消えて消えて消えてくよ いつかは君に出会えたら 「くだらないな」と君は笑うかな たった一つの正しさで 超えて超えて超えて超えてゆくのさ それでも君と出会えたら きっとこの手が天に届きそうな たった一つの正しさで 超えて超えて超えて超えてゆくのさ 何百回目の日常も 段々見えなくなっていた いつか抱えた苦しみも 段々見えなくなっていた 絶対的な正しさも 段々見えなくなっていた 忘れられない悲しみも 段々見えなくなっていた 絶対的な正しさも 君の感傷的な虚しさも 忘れられない悲しみも 消えて消えて消えてくよ それでも君と出会えたら きっとこの手が天に届きそうな たった一つの正しさで 超えて超えて超えて超えてゆくのさ たった一つの正しさで
5.
今日も頭テレビの中 なかなかやめられそうにないから 空っぽのはずの一人の部屋 まだまだガタガタ騒がしいのさ スフィンクスの足の方から 誰もが知らない果ての果てまで どこに行っても変わらないのさ いつまでもあの曲が聴こえるんだ 帰り道の雑踏 自転車に飛び乗った 懐かしい想いは 風に舞って飛んでった もう分かってるもう分かってるよ いつも鼓膜の奥で響いてさ まだ探してるまだ探してるの いつも通りの日々にさよなら言っては ワンツースリーといちにいさんで また明日がやってくる いつか最終回を欠いた世界で 悲しい僕らは夢見たんだ ああ 今日も一人孤独の中 カタカタ只々文字を並べた 願い事があるというのか まあ今度また僕に聞かせてくれよ 散々枯れた砂漠も見た 落とし物はまだ見つからないが 届きそうな所まで来て それだけで満足そうな顔をした いつまで待ってんの? それでも続けんの? 滲んでいた光景 泡になって消えてった もう分かってるもう分かってるよ 抱えきれない夜を過ごしてさ まだ探してるまだ探してるの? 当たり前さと隠してふさぎ込んでは ワンツースリーといちにいさんで また明日がやってくる いつか最終回を欠いた世界で 悲しい僕らは夢見たんだ ああ ああ散々過ぎていった 日々は溶けていった やがて気が付いた 今はもう一人だった もう分かってるもう分かってるよ いつも鼓膜の奥で響いてさ まだ探してるまだ探してるの いつも通りの日々にさよなら 言っては ワンツースリーといちにいさんで また明日がやってくる いつか最終回を欠いた世界で 悲しい僕らは夢見た もう分かってるもう分かってるよ まだ探してるまだ探してるの 平行線に見えた風景 窓から街を見下ろした だけど大切なもの見つからなくて それでも僕らは夢見た もう分かってるもう分かってるよ もう分かってるもう分かってるよ
6.
夜にまた 04:49
街の灯りが 静かに消えてゆく頃 いつかの事を また思い出していた  いつも 何回だって繰り返す事 いつかはいつかは終わるけど 夜が来たらまた会えるかな また内緒の話をしよう 明日 になったら この日々も忘れるの きっといつまで経っても 僕は君を思い出せずに 今 夜が終わるから さよならって言わないと 約束はできないから 空に浮かんだ月を黙って見ていた 街を歩くと 好きだったことも分からなくなるよ 日々の速さで 心はいつも置いていかれるよ もう一回と手を伸ばすけど いつかはいつかは気が付いて 目が覚めるとまた一人きり 暗闇の中座り込んでいた どこまで行っても
君と僕は逢えないの きっといつまで経っても 触れる事など無いと言ってよ 今 夢が終わるから 君のことも忘れよう 騒がしい街の音で 二人の声もいつか聞こえなくなってた もう一回と手を伸ばしたら いつかはいつかは朝が来て 君と出会った場所に行くから また内緒の話をしよう 明日になったら この日々も忘れるの きっといつまで経っても 僕は君を思い出せずに でも 夜が終わるまで 手を繋いでここにいよう 言葉なんていらないね 二人で肩を並べて朝を待ってた
7.
ピエロ 03:16
君は冗談が上手くなった 大人ってやつの階段を登って 意味ありげに言葉並べて 分かったような顔しちゃって それに比べて僕らどうだ 愛の意味さえ分からないよ 時間は今更戻らなくて 時計は今でも回っているんだ 往来闊歩上の空 人の多さに困っています だいたいみんな同じこと ばかり言ってるんです いっそこんな日々からもう いなくなりたい時もあるんです こんな世界なんて あれもいらない それもいらない 結局みんな必要ない 何もいらない 感情だって 全部いっそ吐き出して 何もいらない 何もいらない 何もいらないの 明日もほらきっと 同じなんだ 街を歩く人の群れ 電波に乗って 吹き溜まり きっと僕らどこまでも 動物なんでしょう 何か分かった顔しちゃって 誰かに後ろで指を指されて 君の笑えなくなった冗談も 笑って受け流してる自分で 「恥の多い生涯を送ってきました」 誰よりも清らかな人でした そして今彼は何を思う やっぱり川に向かうのかな 一生僕らこのままで 生きていけると思っていた 一体何度同じこと 繰り返してばかりで だいたいいつも僕たちは 悲しい言葉で喜ぶんです こんな世界なんて あれもいらない それもいらない 結局みんな必要ない 何も意味ない 感情だって 全部いっそ吐き出して 何もいらない 何もいらない 何もいらないの 明日もほらきっと 同じなんだ 何もいらない 何もいらない 何もいらない 何もいらない 何もいらない 何もいらない 何も信じられずに 何もいらない 何もいらない でもやっぱ欲しいの 明日もほらきっと 笑ってるんだ
8.
窓から遠くどこか眺めていた あんまり近くのことは見えないままで 今では君の事思い出せないけど 空を仰いでそこに描いた 降ってきた雨が泡になってなくなった そうなくなったんだ ねえきみはどこか雲のように行ってしまったね 青かった空はいつも通り赤に染まって いつだって気がついた時には遅すぎるから 青かった夏が終わる時は思い出していて 君からの言葉繰り返していた どこかの知らないとこで誰かが泣いてて 形の無いものだけはちゃんと確かで 知らなかったこと知りすぎちゃったこと そのどれもが過去になっていた 青かった僕もいつの間にか大人になって いつだって気がついた時は忘れちゃうから 青かった夏が終わる時は思い出していた いつかのあの日を思い出していた いつまでも日々は変わることなく 僕たちはいつも流されて 降ってきた雨が泡になってなくなった そうなくなったんだ 本当の事は知らないまま全部終わってゆくけど ねえ僕は 僕と君のこと見失った そう見失ったんだ もう一度君とあの街で出会えたなら 青かった空はいつも通り赤に染まって いつだって気がついた時には遅すぎるから 青かった夏が終わる時は思い出していて 君からの言葉繰り返していた 夏が終わる時は 青が染まる時は 青かった夏が終わる時は思い出していて 君からの言葉繰り返していた いつかのあの日を思い出していた 震える声を思い出していた
9.
靴紐を結んだらまだ明るい街の中歩く 日々はやっぱりおんなじでもなんだか今日は違って見える 窓に映る斜陽部屋に落ちるシャドー 夜はもうそこにあるの 思い出した悲しいことも夢の中に置いてゆくから 今だけの歌 今だけの歌 歌っていたいの 空に浮かんだ街灯が瞬き出したら どこかで聴いたあの音が 輝きだしてた 息を吸い込んだ横に君がいた 二人目を合わせて笑った 願うものなどなにもないから ここでダンスを続けよう 君が手を引いてステップを踏んで それだけで僕らは廻った 望むものなどなにもないから 二人ダンスを続けよう はっきりしない言葉今ではスッキリしない頭 日々はやっぱりおんなじでもなんだか街は変わって見える たどり着いた斜路煌くアイシャドー 「今は帰りたくないの」 画面の中どうでもいいこと 家の中に置いてゆくから 今だけの歌 今だけの歌 歌っていたいの 息を吸い込んだ横に君がいた 二人目を合わせて笑った 明日のこともわからないけど ここでダンスを続けよう 君が手を引いてステップを踏んで それだけで僕らは廻った 望むものなどなにもないから 二人ダンスを続けよう また何度だってこの歌を忘れないように踊っていた 最後の夜になったとしても 繋いだ手だけは離さぬように 何度だって君のことを忘れないように願っていた 最後の夜になる日が来ても まだ僕は踊っていた 息を吸い込んだ横に君がいた 二人目を合わせて笑った 明日のこともわからないけど ここでダンスを続けよう 君が手を引いてステップを踏んで それだけで僕らは廻った 望むものなどなにもないから 二人ダンスを続けよう
10.
繋いだら離さないように 君の温度を確かめるように 青い電車は 僕らを乗せて 知らない街まで 運んでゆくんだ 今更何も言わないで 夜の空は今でも星が光って さよならしたくないから 声に出さないように俯いたんだ たった一人で僕たちは ため息の数もわかんないよ あの時の願いはどこかに置いたままで 世界は回っていた 漂って 君と歌って 夜に向かって 悲しくなって その先の道 駆け抜ける街 夢に見た場所で いつかのように笑えたなら まだ傾いた街 錆びれた体 夜の谷間に溢れた涙 ビルの隙間の 小さな星を 掴もうと手を伸ばしたんだ もう何もいらないけれど 君の笑顔だけが見たくなって 夜明け前 どこまでも 続いてゆく道 また空が溶け出すのさ もうきっと君はいないよ 甘い期待も空に歌うよ 朝焼けの道 駆け抜ける街 夢の中で君はいつも通り笑っていた 彷徨って 日々を繋いで その意味なんて無いと分かって 薄暮れの道 佇み一人 夢の世界で いつまでも抜け出せないけど 気まぐれに続いてゆく日々も 冷たい雨に泣きそうな夜も 明け方の空の光が僕の体を包んでいた 漂って 君と歌って 夜に向かって 悲しくなって その先の道 駆け抜ける街 夢の世界でいつまでも抜け出せないよ きっと君はいないよ 甘い期待も空に歌うよ 朝焼けの道 駆け抜ける街 夢の中で君はいつも通り笑っていた
11.
今はまだ眠ったままの街 街灯の下笑ってた君 季節はまた巡りだして 夜の景色は青に染まってた 淡い光に包まれた街で 僕は君の面影に背を向け 歩いた 今では満たされないこと 両手で数え切れなくなってた 遠く向こうに見えた飛行機は 空の上から僕を覗いてた いつも大切なものは どこかに行ってしまうから 逃げられぬように 奥にしまって 心に鍵をかけてしまうんだ いつでも単純な言葉 僕は言えなかったけれど 夢に見たような 光の向こうで 僕らはあの日を追いかけた ここで歌って ここで歌って その意味なんて 知らなくたって 喪失感も 幸福感も 全部今更なにもいらないと ここで歌って 君と出会って 最後にここで笑えたなら 絶望も 後悔も 全部抜け出した先で朝日を待っていた 瞼を閉じる5秒前 鈍い残像がまだ残ってた アネモネの花が横で咲いたら いつか最後の場所で手を繋ごう 燦然と辺りは光ってて 僕は眩しくなって目を閉じた 朝になったら白い天井が 僕らを連れて行ってしまうんだ 僕は簡単なことを いつでも考えすぎては 近くの声も消えてしまって 全部無くした後で気づくんだ いつでも君の声だけを 頼りに歩いてきたけれど 夢から覚めて やっと気づいた ここには君がいないことを 夜の向こうで 夜の向こうで 消えてしまった 遠吠えだって 僕の世界も 君の世界も いつかは一つになると願って 夜の向こうで 君と出会って 最後に僕ら笑えたなら 明け方の街で今 淡い光に包まれる時を待っていた ここで歌って ここで歌って その意味なんて 知らなくたって 喪失感も 幸福感も 全部今更なにもいらないと ここで歌って 君と出会って 最後にここで笑えたなら 絶望も 後悔も 全部抜け出した先で いまから 夜の向こうで 夜の向こうで 消えてしまった 遠吠えだって 僕の世界も 君の世界も いつかは一つになると願って 夜の向こうで 君と出会って 最後に僕ら笑えたなら 明け方の街で今 淡い光に包まれる時を待っていた
12.
やっと気がついた ずいぶん遠くに来たようだ 辺りは暗くなって 明るくなって 今日が終わったんだ どうしてここにいるんだっけ どうして僕はいるんだっけ 尋ねてみたけれどわからないや 想像の世界から夢を見た あの時ああすればよかったな 思い出しては消して 繰り返す 素晴らしい世界だ それでもさ たった一つだけ消せないものがあったんだ これまで何度擦っても何度削っても消えなかったんだ どうしてここにいるんだっけ どうしてこれがいるんだっけ 考えてみたけどわからないや それから数千回目の夜が来た あの時どんな言葉かければ 思い出しては消して 繰り返し いつも通りの朝を迎えるのさ 今あなたの声が聞こえたから また僕たちは無邪気に笑うよ 海沿いの街を歩いてゆこうか 風に髪をなびかせて また僕らの世界は廻るから やがて二人はもう離れ離れ それぞれの未来を歩いてゆこうか 今更になって泣いていたんだ 消えて無くなった 僕からの言葉 思い出せなくなっていた 誰かが言った言葉 単調で退屈だったいつかの毎日は 今では輝いて綺麗なように見えた 僕らはいつまで経っても待ちぼうけ 願い事をいくつ数えたら 今より優しくなれるかな そんな事ばかり考えていた 大人になれないまま僕らは 一人ぼっちの夜を迎えるのさ 懐かしい歌を歌っていた 君が好きだった歌 あなたがくれたあの言葉を あの瞬きを覚えているかな 悲しみの向こうを覗いてみようか いつまで変わらない言葉? また僕らの世界は廻るから やがて二人はもう離れ離れ それぞれの未来を歩いてゆこうか だけど今だけは泣いていたんだ 大人になれないまま僕らは 一人ぼっちの夜を迎えるのさ 懐かしい歌を歌っていた 君が好きだった歌 子供になれないまま僕らは 一人ぼっちで今を歩けるかな ぽつり ぽつり 呟いていた 悲しくないように あなたの声が聞こえたから また僕たちは無邪気に笑うよ 海沿いの街を歩いてゆこうか 風に髪をなびかせて また僕らの世界は廻るから やがて二人はもう離れ離れ それぞれの未来を歩いてゆこうか だけど今だけは泣いていたんだ
13.
鈍くなった感情と煙草の空き箱 星の降る街に一人で歌っていた 余計なものだけを鞄に詰めて 小さなポケットは膨らんでた これ以上 これ以上 何も言わないで 真夜中の 真夜中の 月は光っていて ベランダの隅っこには 星屑が落ちて あなたの顔が浮かんだ 夜の向こうが知りたくなって 空に向かって一人で歌って 私の声もあなたの声も 離れなくなって 離れなくなって 朝が近いと胸が痛いよ 空に願いを呟いてみたけれど 変わらない夜に浮かんで消えた 繰り返す日々に慣れたみたいでさ いつかの言葉も忘れたみたいだ それでもたまにさ 思い出すんだ 星の下二人で笑ったこと 「君だけは 君だけは ずっとここにいて 悲しみの雨の中 横で歌っていて」 窓に見た向こう側に星が流れたら 願い事をひとつ唱えていた あなたの声が聴きたくなって 夢から覚めて一人で泣いて 手の鳴る方へ歩いて行って そこには何もないと分かって 夜が長いと胸が痛いよ あなたの声も聞こえなくなってきて ベランダに一つ涙が落ちた ららら 「君だけは 君だけは ずっとここにいて 悲しみの雨の中 横で歌っていて」 窓に見た向こう側に 星が流れたら 願い事をひとつ唱えていた 夜の向こうが知りたくなって 空に向かって一人で歌って 私の声もあなたの声も 離れなくなって 離れなくなって 朝が近いと胸が痛いよ 空に願いを呟いてみたけれど 変わらない夜に浮かんで消えた 夜の向こうで ららら 手の鳴る方へ ららら 夜の向こうで ららら 変わらない夜に浮かんで消えた 手の鳴る方で浮かんで消えた ベランダに一つ涙が落ちた 星に願いを 一つ願うよ 手の鳴る方へ 一つ願うよ
14.
嘘と羊 03:39
バラバラに吐き出した感情は 未だ誰にも届かないようで 君の清純そうな顔だって 一皮むけば醜かったんだ 響く救難信号 まだ純粋なエモーション いつの間にか崩れた世界では 夜の帳がよく似合うようだ 頬杖着いた30代 この世の全てが分かるようで 今や贅を尽くした代償か 見る影もなくなった甲斐性だ 踊る近代のモーション あととっちらかった衝動 今はかまってほしくはないけど 少し悲しくなったよ まだまだ夜は明けないから 羊の数を今でも数えていた あなたの顔なら二度と見たくないわ それでは時間が来たからさよならだ あんなに綺麗に思えた世界の中 あんたの声は遠くに消えてもう聞こえないや 曖昧な夜の中で一人嘘を吐いた それでもどうか私の声があんたに届いてくれたらな つらつらと重なった感傷は ここのボタン一つで抹消で いつもきれいに見えた表面の その裏側はひどく残忍です こりゃ難解な世界だって いや単純な世界だって もうどっちつがずになっちゃって 少し虚しくなったよ まだまだ夜は明けないから 最低な気持ちのまま歌っていた あなたの顔なら二度見たくないわ それでは皆々様方さよならだ あんなに綺麗な世界を願ったけど 気づけば今日もまた自分の手は汚れていた 曖昧な夜の中で一人嘘を吐いた それでもどうか私の声があんたに届いてくれたらな 愛想うまくなって もう関心さえもなくなって こんなはずないと また泣いて鳴いて夜を抱いて 救難信号が頭の中で響いても 未だにここで笑えてるよ あんなに綺麗な世界を願ったけど 気づけば今日もまた自分の手は汚れていた 曖昧な夜の中で一人嘘を吐いた それでもどうか私の声があんたに届いてくれたらな
15.
目が覚めたらまず最初に顔洗うの 朝の光が瞼の奥に残ってるの 美しい光が 特別な光が 無くなる前にまた今日も明日へと向かうの いつか買った雑誌の1ページをめくると 昨日あった悲しいことなんて忘れちゃうの 美しい光が 特別な光が 消える前にまた今日も明日へと繋ぐの それでも君はさ 不満そうな顔して 電車の窓にもたれかかって下を向いてた 群青の空には 雲ひとつ無いから 心を隠すものがないと下を向いてた こんな日々で息を吸って吐いて日々を繋いだ また日々を繋いだ 明日はどこへ行こうか 晴れ渡った空に思い出したのは くだらないことばかり ある日誰か夢の中で僕に言う 「どれか一つ好きなものを選べる代わりに 選ばないものはさ 永遠に消えちゃうから ちゃんとよく考えて選んでみて」 だけど僕はどうしても選びきれないから たった一つなにも言えず目が覚めてしまった 美しい光が 特別な光が いつの間にか僕の目の前から消えていた いつでも僕らは 不満そうな顔して 欲しい物をいくつ数えたってきりがないよな 群青の空には 雲ひとつ無いから 心を隠すものがないと下を向いてた こんな日々で涙堪えたって変わらないから なにも変わらないから 明日はどこへ行こうか 晴れ渡った空に思い出したのは くだらないことばかり こんな日々で息を吸って吐いて日々を繋いだ また日々を繋いだ 明日はどこへ行こうか 晴れ渡った空に思い出したのは くだらないことばかり くだらないことばかり くだらないことばかり

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released November 15, 2020

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